雑学

1000GB=1TBとは一概に言えない

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SI接頭辞と2進接頭辞

SI接頭辞では、10の3乗(1000)ごとにK(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)というふうな感じで名前がついています。

例えば、1,000【m】=1【km】となりますし、1,000,000【W】=1【MW】というふうになります。

しかし、コンピュータの世界で用いられる2進接頭辞では、2の10乗(1024)ごとにK(キロ)、M(メガ)、G(ギガ)というふうな感じで名前がついています。

1024【Byte】=1【KB】となり1048576【Byte】=1024【KB】=1【MB】となります。

本来、2進接頭辞を使う場合は、混乱を防ぐためにKi(キビ)、Mi(メビ)、Gi(ギビ)と表記しなければならないです。しかし、この表記を見かける機会は少ないです。

コンピュータはなぜ2進接頭辞?

普段目にするコンピュータは、情報を2進法で管理しています。10進法に慣れている自分たちには、1024という数字は中途半端に思えますが、2進法を扱うコンピュータにとって、2の10乗という区切りの良い数字になります。なので、コンピュータの世界では2進接頭辞が使われています。

1000GBと1TBはどれだけ違う?

1TiBは1024GiBなので、1000GiBとは24GiBの差があります。

1TiBを基準にすると、1000GiBは約2.34%少ないことになります。

自分の持っているゲームの中で、地球防衛軍5(DLCなし)がちょうど20GiBくらいでした。ゲーム一本分かそれ以上の差と考えると、結構大きいかもしれませんね。

参考リンク

2進接頭辞 – Wikipedia

バイト変換君はビット、キロ、メガ、ギガ、テラのweb計算機! (yonelabo.com)

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