C言語を学ぶ

【Part1】C言語プログラミングを始める~最低限の開発環境の導入~

C言語を学ぶ
この記事は約3分で読めます。

プログラミング言語は様々あります。
今回の記事では、C言語の導入から簡単なプログラミングまでを行います。
この記事では、プログラミングとは何かについて語りません。
プログラミングとは何かがわからない場合や、この記事の内容に入る前に復習したい場合は、
以下の記事を参考にしてください。

それでは、始めていきましょう。

Windows用gccコンパイラの導入

C言語で書かれたファイルを、実行可能ファイルに変換するには、C言語専用のコンパイラが必要になります。gccコンパイラをWindowsにインストールするために、今回は MinGW を用います。

『MinGW』と検索して上のほうに出てきたこのサイトから、MinGWをダウンロードします。

MinGW – Minimalist GNU for Windows download | SourceForge.net

次に、ダウンロードにあるmingw-get-setup.exeというファイルをダブルクリックして実行します。

挨拶がありまして、インストールに関する設定をし、ダウンロードが始まります。

これで、MinGWを使ってC言語のコンパイラを導入できるようになりました。
デスクトップに新しくできたMinGW Installerを起動すると、こんな画面が表示されます。

gccコンパイラを導入するためには、mingw32-baseとmingw32-gcc-g++にチェックを入れてください。

チェックを入れた後、上部メニューのInstallation>Apply Changesとクリックします。

確認画面が表示されるので、Applyをクリックします。

gccコンパイラのダウンロードとインストールが始まります。
完了すると、画面を閉じることができます。

ここまでの手順を、同じ手順でやれば、C:\MinGW\binと検索すると、gcc.exeが見つけられます。

コンパイルのコマンドを実行できるように設定します。
環境変数を設定します。

これで、コンパイラの導入は完了です。

実行ファイルを生成してみる

以下の内容でcファイルを作ってください。

#include<stdio.h>

main(){
  printf("Hello World!");
}

私はprog1という名前を付けました。

デスクトップに保存したソースファイルをコンパイルします。コマンドプロンプトを起動します。
そして、次のコマンドを実行します。

cd Desktop

コマンドプロンプトからgccコンパイラを起動します。コンパイラの起動前にソースファイルを指定する必要があります。次のコマンドを実行します。

gcc prog1.c

コンパイルが終了すると、デスクトップにa.exeという実行ファイルが生成されます。コマンドプロンプトでa.exeを実行します。次のコマンドを実行します。

a.exe

プログラムが正しく書けていれば、コマンドプロンプトにHello World!と表示されているはずです。

これで、プログラムを書き、画面に文章を表示することができました。

このシリーズを読めば、c言語で基本的なプログラミングができるようになります。更新頻度は遅いですが、よろしくお願いいたします。

【Part2】C言語の基本的なソースファイルの書き方を理解する
前回、簡単なプログラムを作りました。 この記事では、前回書いたソースファイルを一行ずつ解説します。

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