C言語を学ぶ

【Part2】C言語の基本的なソースファイルの書き方を理解する

C言語を学ぶ
この記事は約3分で読めます。

前回は環境構築に加えて、簡単なプログラムを作りました。

【Part1】C言語プログラミングを始める~最低限の開発環境の導入~
プログラミング言語は様々あります。 今回の記事では、C言語の導入から簡単なプログラミングまでを行います。

前回、書いたソースファイルの内容は以下です。

#include<stdio.h>
main(){
  printf("Hello World!");
}

この記事では、前回書いたソースファイルを一行ずつ解説します。

プログラムの解説

#include<stdio.h>

ライブラリを読み込むための、インクルード文です。
stdio.hを読み込んで、標準入出力関数を使えるようにします。
標準入出力関数の一例が、3行目のprintf();です。
この一文がないと、キーボードからの入力や画面への出力が使えません。

main(){…}

メイン関数です。
プログラムを実行したときに、一番最初に実行される部分です。
この文がないと、プログラムを実行しても何も起きません。
大かっこ({})で囲んだ部分が、メイン文のブロックになります。

printf(…);

printf(プリントエフ)関数です。
文字を表示するための文です。
かっこの中身を画面に表示します。
今回の例では、Hello World!と表示しています。

コメントを追加する

これまでの解説した内容を、ソースファイルに追加しておきましょう。
ダブルスラッシュ(//)を文の先頭につけた行を、コメントと言います。
複数行のコメントでは、スラッシュ(/)とアスタリスク(*)で囲みます。
コメントを使うことで、文をプログラムに自由に追加することができます。
コメントは、プログラムの内容を理解しやすくするために書くのが基本です。

//この行はコメントです。
#include<stdio.h>
//コメントはプログラムには関係ありません。
main(){
/*
複数行のコメントを書くには、
スラッシュとアスタリスクを使って囲みます。
*/
  printf("Hello World!");
//このソースファイルもコンパイルできます。
}

もし、前回のソースファイルにコメントを追加するなら、私なら以下のように書きます。

//C言語 Part1 ソースファイル
//標準入出力関数の導入
#include<stdio.h>
//メイン文
main(){
  //画面に文字を表示
  printf("Hello World!");
}

これでプログラムの流れがわかりやすくなったのではないでしょうか?

演習

「Hello C Language!」と表示する。

ヒント:
Part1では「Hello World!」と表示するプログラムを作りました。
「Hello C Language!」と表示するには…?

【Part1】C言語プログラミングを始める~最低限の開発環境の導入~
プログラミング言語は様々あります。 今回の記事では、C言語の導入から簡単なプログラミングまでを行います。

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