EFIシステムパーティションを削除する方法
エクスプローラーでUSBなどのドライブを右クリックして表示される「フォーマット」では、EFIシステムパーティションを削除することができないため、ストレージを最大限使うことができません。コマンドプロンプトからdiskpartアプリを使うことで、きれいに初期化することができます。ただし、手順を誤るとWindowsが起動できなくなるので、注意しましょう。
> diskpart # diskpartアプリを起動する。
> list disk # 接続済みのストレージデバイスを表示する。
> select disk ディスク番号 # ストレージデバイスを選択する。
> list disk # 選択されているデバイスの先頭に＊がついていることを確認する。
> clean # 選択したデバイスの内容をすべて消去する。消去前の警告はないので注意。初期化した後はdiskpartアプリを終了しましょう。
初期化しただけではストレージとして認識しないので、「ディスクの管理」（ハードディスクパーティションの作成とフォーマット）を使ってフォーマットしましょう。
なぜ、EFIシステムパーティションは簡単に削除できないのか
EFIシステムパーティションとは、HDDやSSDといったディスクをWindows10で使用する際に作成されるパーティションです。ディスクにWindows10のOSをインストールすると、自動的にEFIシステムパーティションが作成されます。
EFIシステムパーティションには以下のデータファイルがあり、Windows10では要（かなめ）といえます。
Windows10でEFIシステムパーティションを削除する (wondershare.jp)
- OSのブートローダー
- 起動前に実行されるシステムユーティリティプログラム
- エラーログ
つまり、基本的に削除することはないからですね。
参考リンク
Windows10でEFIシステムパーティションを削除する (wondershare.jp)
USBメモリの削除できないEFIパーティションを削除する方法 | ちりつもぶろぐ (chiritsumo-blog.com)
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