Debian WikiのWebBrowsersのページにDebianで使えるWebブラウザの項目がありました。海外のYoutubeチャンネルで見かけたことのあるLinks2を今回は使ってみます。
インストール
# apt install links2
基本的な使い方
公式サイト
links2の公式サイトは10年前くらいのホームページのような感じがして、私は割と好きです。
使う機会があるかはわかりませんが、グラフィックスモードにも対応しているようです。
Links2の起動
$ links2 [URL]
URLを指定しなくても起動でき、あとから入力することも可能です。
よく使う操作
以下のリンクがマニュアルです。
その中からブラウジングを行うときによく使うであろう操作を抜粋します。マニュアルページでは「Navigation Keys」の欄にあります。
メニュー表示 | ESC |
URLを入力 | g |
リンククリック | ENTER |
戻る | z |
ページを下にスクロール | SPACE |
ページを上にスクロール | b |
ページ内検索 | / |
次の検索結果 | n |
ブラウザの終了 | q |
いろいろやってみよう!
Google検索
google.comにアクセスして、インターネット検索をしてみます。
上下キーでカーソルを動かして、入力欄に移動します。
私はテスト用のDebianの言語設定をENにしたので日本語入力はできないですが、きちんと検索ができています。対応していない文字があるようで、一部がひし形表示になっていました。
さすがに通常のブラウザと違い、翻訳機能は使えませんがブラウジングとしては十分でしょう。
Gmailの送受信
gmailクライアントにアクセスして、メールの送信をしてみます。
自身のGoogleアカウントにログインしてやってみます。
Gmailにアクセスするためにログインしようとしたら、JavaScriptに対応していないので無理と言われました。初めて見る表示で面白いですね。
WordPressの管理
自作のWordPressサイトにアクセスし管理者画面を使ってみます。
こちらもログイン画面まで到達できるのですが、パスワードとユーザー名を入力してもログインしてくれませんでした。ショック。
まとめ
LinuxターミナルからWebブラウジングを行う方法はLinks2以外にもさまざまな方法が存在します。今回紹介したLinks2以外もぜひ試してみてください!
おまけ
SSH接続を利用すれば、入力環境は接続元に依存するから簡単に日本語入力ができるんじゃね?と思って試した結果の記事も後日公開します!お楽しみに!
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