StableDiffusionとは
Stable Diffusionは2022年にソースコードやモデルが無償公開されたことで話題になった、AI画像を生成できるサービスです。Githubにもソースコードが公開されており、Stable Diffusionに対応したAIモデルも複数種類公開されているため、上手に使いこなすことができれば、自分の思い通りの画像を生成することができる非常に便利なツールです。
ローカルで動かすために必要なツール
Python
StableDiffusionはPythonを利用しますので、事前にPythonをインストールしておきます。
公式のインストールガイドではPython 3.10.6をインストールするように指示があるので、バージョンを間違えないようにインストールします。
バージョン指定がある理由
ざっと調べた感じ、AIのためのライブラリであるPytorchがPythonの最新バージョンに対応していないことが原因のようです。AI関連のライブラリはまだまだ発展途上で、バージョンによって構文が変わることもよくあるので、バージョンを合わせておくとトラブルを減らすことができると思います。
Git
Gitを利用しなくてもStableDiffusionを利用することはできますが、設定などを自力で行う必要があるため、Gitを利用する方法を紹介します。
StableDiffusion 本体
StableDiffusionにもいくつか種類がありますが、今回はAUTOMATIC1111のStableDiffusionを使います。
導入手順
基本的には、公式Githubの導入・起動の項目を参照します。
- Python 3.10のインストール
- Gitのインストール
- 「コマンドプロンプト/ターミナル」から次のコマンドを実行して、自分のパソコンにファイルのコピーを作成する。
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
- フォルダの中にあるwebuiファイルを起動する。
起動に成功すれば、Running on local URL: http://127.0.0.1:7860/
というような表示が出るはずです。
参考
参考にさせてもらったサイトでは、自分のパソコンへ導入する方法だけではなく、Google Colabに導入する方法も紹介されています。高性能なパソコンを所持していない場合は、Google Colabを利用することも検討しましょう!
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