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WordPressの導入方法を簡単にまとめる

この記事は約4分で読めます。

WordPressとは?

WordPressとは、CMS(Content Management System)の1つで、世界中に多数の利用者がいるオープンソースのソフトウェアです。
WordPressは次の特徴があります。

  1. オープンソースソフトウェアで、無料で利用することができる
  2. 世界中で使われているため、情報が豊富
  3. プラグインによって機能追加が簡単にできる

このような特徴から、Webサイトを初めて自作する人におすすめする記事が多いです。

WordPressのインストール方法

WordPressのインストール方法については、Web検索をすれば無数に情報がでてくるので、この記事では詳しく解説しません。WordPressの公式ドキュメントを参考にしながら、要点をまとめます。

サポートフォーラム

インストールするサーバーの準備

サーバーの準備といっても大したことではないです。
WordPressを動作させるために必要な、PHPとMySQLをインストールしたサーバーを作るだけです。
特にプログラムを書く必要はありませんし、場合によっては、真っ黒な画面を使う必要もないかもしれません。

WordPressのダウンロード

WordPressを公式サイトからダウンロードします。ダウンロードしたファイルは圧縮されているので、展開します。展開したフォルダは、サイトとしてアクセスできる場所に設置しておきます。

データベースとユーザーの作成

WordPressはデータベースとしてMySQLを使います。データベースとデータベースにアクセスできるユーザーを作成しましょう。作成の方法は色々ありますが、MySQLクライアントを使う方法が一番確実でしょう。

インストールスクリプトの実行

サイトにアクセスできるようになっていれば、残りの作業はWebブラウザから完了することができます。画面の説明の通りに必要事項を記入していくだけです。奨学金の申し込みより簡単です。

上の4つの手順をクリアすれば、WordPressが使えるようになってるはずです。

WordPressのインストールでつまづきやすい箇所

私がWordPressのインストールでつまづいたことをメモに残します。
参考になると嬉しいです。

前提のLAMP環境を作ることが難しい

サーバーを本格的に運営しようと思うならば、Linuxについての知識をある程度は身につけたほうがいいです。しかし、Webサイトを作りたいと思い立った人間のうち、Linuxを使ったことがある人間はどれだけいるでしょうか?
最初のうちは、Ubuntuのインストールをするだけで一日を費やしたりするでしょう。
そこで心を折られる人間は半分ぐらいいるんじゃないでしょうか。
私も高校1年生の夏休みにサイト作りたいと思って、一度心折られて大学生3年生になってからようやくWordPressが使えるようになりました。
心折れてもいいです。仕方ないです。

権限の設定を忘れている

Webブラウザ経由でインストールを完了するのが、私の試したインストール方法の中で一番楽でした。
しかし、www-dataがファイルの編集をできるように権限を設定しておかないと、インストールに一手間かかります。権限を設定しなくてもインストールを行うことはできますが、インストール後にもネットワーク関連で追加の設定が必要になります。インストールする前にwww-dataにファイル編集権限の設定を行っておきましょう。

ネットワーク設定をどうすればいいかわからない

私がLinuxの使い方がある程度わかってから次に躓いたところです。
ローカルのIPアドレスを使って、サーバーのサイトに接続できるようになったのはいいのですが、これをどうやって外部に公開するんだというところでつまづきました。
私は幸いにも、自宅サーバーにWordPressでホームページを作成した知り合いがいたので解決しました。初学者が自力で全部やるのはつらいものがあります。
後学の者のために解決策を書いておきたいのですが、ケースバイケースの設定が多すぎるので、ここに書いていることは意味がないことかもしれません。

私がやったことは、

  • DDNS Nowでドメインを取得
  • 外部から接続できるようにWebサーバーのポート開放
  • ApacheのVirtualHostを使って、WordPressにドメインで接続できるようにした
  • Let’sEncryptでSSL接続ができるようにした

くらいです。そのうちに、個別に記事を作成します。

管理する対象が多すぎる

WordPressだけアップデートすれば良いと思っている人には申し訳ありませんが、そこまで簡単ではないです。
まずサイト管理ですが、WordPressはWordPressの本体に加えて、サイトデザインを主に管理するテーマと、機能拡張をするプラグインを個別にバージョンチェックしなければなりません。
サイトが動作しているサーバーもセキュリティ更新やソフトウェア更新があります。
これはサーバーを運営するときに避けて通れない道かもしれません。やはり、ある程度のサーバーの知識も必要です。

最後に

WordPressは使えるようになったら楽しいです。
ただ、ブログサービスを使いたいだけなら、自分でWordPressをインストールしたサーバーを作るのではなく、noteのようなサービスを使うほうが手間がかからず、幸せになれます。

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