私はブラインドタッチを習得するまでに半年程度かかりました。へたくそな自分自身で試行錯誤を繰り返して、このようにすれば誰でもブラインドタッチを習得できるのではないかと考えました。もし、この記事を見てブラインドタッチを習得できた人がいるなら、私はとてもうれしいです。
ブラインドタッチが必要な理由
ブラインドタッチが必要だと考えている人に必要な理由を説明する意味はないのですが、振り返りも兼ねて一応書いておきます。
- 画面上で作業をしながら、文章を書く必要がある
画面右側に資料を表示し、画面左側で自分の文章を書いていく作業は、よくある作業かと思います。そんな資料作成時にも、手元に目線を落とす必要がなくなり、画面上の情報に集中することができるようになります。
目線の移動は思っていたよりもストレスになっていたことに、ブラインドタッチを習得後のあなたは気づくでしょう。 - タイピング速度が必要
タイピング速度が速くなれば、今の仕事が早くこなせるようになります。
日常に文章を書く必要のある人にとっては、タイピング速度は非常に重要です。
ブラインドタッチを使いこなせるようになれば、一般人はタイピング速度のある程度の向上が見込めます。
ブラインドタッチを習得したい人の多くは、タイピング速度の向上を目的としているかもしれません。しかし、ブラインドタッチを習得したからといってタイピング速度が速くなるとは限りません。ブラインドタッチを習得する真のメリットはタイピング速度の向上ではなく、目線の移動回数減少とそれに伴う作業速度の向上ではないかと、わたしは考えています。
練習方法
タイピング練習サイトを使って現状把握
とにもかくにも、まずは自分の現状を認識し、目標を決めてください。何事も修練は現状把握から始めるのが効率的です。今の自分の全力を出し、限界まで頑張ってください。技能の向上は限界まで神庭ってからが本番です。4回から5回程度の練習をしたスコアの平均をとれば、おおよそのあなたの実力がわかるはずです。
次に目標設定をするわけですが、まずは現状の自分より一段上の自分を目指すのが良いかもしれません。
練習にはどのツールを使ってもよいですが、わたしはイータイピングをおすすめします。イータイピングをおすすめする理由はいくつかあります。以下におすすめ理由のリストを書いています。ぜひ参考にしてください。お気に入りのタイピング練習ソフトがある場合は、そちらを使ってもよいでしょう。
- 無料登録で、過去の自分との比較分析ができる
- 目標設定がしやすい
- キー配置が画面上に表示される
- 苦手なキーやミスしたキーが結果に表示される
- 週替わりで別の文章が練習できる
キーの位置を完全に覚え、押す指も固定化する
序盤の敵は、キーを押す指が固定化されていないことです。キーを押す指を固定化しないと、速度にばらつきが増え、調子のよいときと悪いときの差が大きくなります。まずは、最も利用頻度の多い母音(a, i, u, e, o)を押す指を完全に固定化してください。
キー | 押す指 |
a | 左手薬指 |
i | 右手中指 |
u | 右手人差し指 |
e | 左手中指 |
o | 右手薬指 |
押す指を固定化して練習し続ければ、打つキーを意識しなくても自然に指が動くようになってきます。
ブラインドタッチをマスターするために、ブラインドタッチをする
矛盾しているかもしれませんが、合っています。最初はミスしてもいいので、とにかくブラインドタッチをしてください。でも、ミスに対して慣れないでください。思い切り悔しいと思ってください。
そして、ミスが多い箇所を認識しミスを減らすという作業を根気強くしてください。人によってミスしやすいパターンは異なると思います。自分で苦手箇所を発見して練習する必要があります。
同じ文章を書いてもよいです。同じ文章の場合は、ミスを減らしつつ早く文章を書きあげることもしましょう。早くタイピングをしようとすれば、ミスしやすい箇所が出てきます。そのミスをさらにつぶしていきます。地道な作業ですが、最終的にはこの作業を完璧なタイピングができるようになるまで繰り返すことになります。
同じキーボードを使い続ける
キーボードの押し心地や配置は、それぞれのキーボードで若干異なります。同じ型番のキーボードでも違うこともあります。ブラインドタッチでスムーズに文章作成ができるようになるまで、同じキーボードを使い続けることは、ブラインドタッチに慣れるためには非常に重要です。
私のおすすめキーボードはLogicoolブランドのK270/K275です。低価格で入手性が高く、マウスとセットのものもあります。私はキーボード単体で購入し、トラックボールマウスERGO M575Sとセットで使っています。この組み合わせならUSBドングルが一つで済むため、非常に重宝しています。K270/K275はとても気に入っているキーボードなので、わたしは職場と自室と予備で3つ準備しています。
リンクは貼りません。興味があったら自分で調べてみてください。
まとめ
この記事では、ブラインドタッチを習得するための方法を示しました。とにかく地味で地道な作業ですが、根気強く頑張ってください。もし、参考になったのであれば、共有していただけると幸いです。
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