レビュー・感想

Wubuntuは1年たってどれほど変化した?

レビュー・感想
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1年ほど前にWubuntuを見つけて、ブログ記事にしました。

あの記事を書いてからおよそ1年が経過しました。Windows11に標準でCopilotが組み込まれたり、WindowsはAI周りの強化が多かったような気がします。はたしてWubuntuはどのように進化したのでしょうか?たまたま1年前のインストールイメージが残っていたので、せっかくだから比較しつつ変化を楽しもうと思います。

以前の記事はこちら↓↓↓

wubuntuとは?

公式の説明

Wubuntu、別名「Windows Ubuntu」はMicrosoft Windowsのすべての機能を継承するOSです。TPM、セキュアブート、またその他のハードウェア要件は必要ありません。Ubuntuをベースとして開発され、高速で安全で効率的なシステムです。またWubuntuではMicrosoft Windows及びAndroidアプリを実行することもできます。
Wubuntuの特徴は以下のとおりです。

  • Windowsアプリとの互換性
    改善されたWine互換レイヤーを使用して、exeファイル、msiファイルを実行できます。
  • Microsoftのエコシステム
    Microsoft標準のEdge、Teams、 Skype、PowerShell、Codeなどの組み込みアプリを利用可能です。
  • 安全で非常に高速
    ウイルスやクラッシュの心配はもうありません。

また、USD$35を支払い、professional keyを取得することで、さらに使える機能が増えます。

詳しい内容は以前の記事と変化していないので、気になった人はそちらのほうも確認してみてください。

比較していく

左が旧バージョン、右が新バージョンです。スタートメニューを見るだけでもMS Copilotとメールアプリが追加されています。タスクバーにもCopilotのアイコンが追加されていますが、それ以外はほとんど変化なしですね。

メモリ消費量

Linuxでメモリ使用量を確認するためには、topコマンドを使うのが基本です。しかし、今回は簡単に計測することにして、screenfetchコマンドを複数回実行した平均を取ってみます。

旧バージョン[MiB]新バージョン[MiB]
1回目13361404
2回目13501430
3回目13551412
平均13471415

さすがUbuntuをベースとしているだけあってメモリ使用量が低いですね。インストール直後で常駐ソフトもなにも入れてないので当然と言えばそうなのですが、この数値は感動的です。強いて言うなら新バージョンのほうがメモリ使用量が増えている感じですが、OSレベルでこれは誤差の範囲内です。

用途を考えてみる

本質的にはUbuntuなので、Windowsの完全互換の移行先としては無理でしょうが、WindowsからLinuxに移行する際の最初のOSとしてはいいかもしれません。それから、Windowsの操作感や見た目しか受け付けていない人やMS Copilotをゴリゴリに使いこなしている人には薦められるかもしれません。そんな変な人がどれだけいるかはわかりませんが…

まとめ

  • 1年前に記事を書いたWubuntuの新バージョンを試した
  • Windowsに追加されたMS Copilotが使えるようになっていた
  • 1年前の評価と同じく、ベースがUbuntuなのでWindowsとして使うのは無理がありそう

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